確実に夏が近づいているという感覚

 

おはようございます。

お風呂上がりが辛くない季節になりました。あの瞬間が嫌すぎて冬はお風呂イヤイヤ期になります。

四季は日本の魅力とよく言われますがぶっちゃけここ数年は2.5季くらいしかないでしょ。春の陽気を感じられるような日なんて三日間くらいしかなかったよ。もう大体夏。

植物の萌える匂いにじんわり湿気の混ざった、この時期の空気がめちゃくちゃ苦手です。なんでかわからないけど、第六感で気持ちが沈んでしまう。なんでかわからないことはないな。去年の今頃を思い出すからですか。

 

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高校時代の3年間、毎年11月頃にマックで発売される三角チョコパイを同じ人と食べました。その度に1年の時の流れを感じて、今年も変わらず一緒にいることがなんか嬉しかった。

飲み物は3年間変わらず激甘の紅茶とブラックコーヒー。砂糖を三本いれる私に「ありえない」と言いながら苦い苦いコーヒーを横ですする姿が懐かしい。私からしたら、真っ黒いコーヒーの何が美味しいのかさっぱりでしたが。

その人と先週ちょっと久しぶりに会って、第一声で「え、無糖?」と言われました。そうなんです。最近私は専ら無糖の紅茶にどハマりしていて、リュックの脇においしい無糖を突っ込んで登校することがしばしば。「大人になったでしょう」と言うと、「最近タピオカは全糖が好きなんだよね」と返ってくる。飲み物ひとつとっても昔から二択で必ず選択が分かれる私達だったけど、今回ばかりはすれ違いすぎてさすがに笑った。白と黒。表と裏。好きと嫌い。音楽の趣味だけは、何故かよく似ていたような気がする。どっちかが追いかけるとどっちかが逃げるようなふたりだったら、きっともう少しよかったね。

 

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土曜日、映画を見ました。急にレイトショーに行こうと思い立って、当日の昼過ぎに「今夜映画行こう」と連絡をいれると「いいよどこ」って5文字で返してくる友達がめっちゃ好き。

この腐り切った精神にズカズカ攻撃してくる映画だった。これを見たのが今であることが幸か不幸かよくわからなかったけど、少なくとも大学生の私でよかった。

開始45秒がこの映画の全てを語っていたように思う。じゃああとの2時間はいらないだろという感じだけど、見たら言いたいことがわかってくれると思う。

見る人によって、感想が全く変わる映画だと思った。というのは、共感する人物の位置がそれぞればらばらになると思う。それによって、結末を良いと思うか悪いと思うかも分かれるだろうし、男女でどういう感じ方の差があるのかがとても気になる。だから、いろんな人と感想を共有したい気持ち。見た人いたら教えてください。これから見る人は、一緒に見る相手を選んだ方が良さそう。(初デートとか絶対だめ!)

ちなみに私の感想はというと、とても辛い。終始私の悪い所を見せつけられてるような気持ち。主人公にとても共感できる反面、同族嫌悪というやつなのか、すごく憎らしく感じてしまう。イライラした。最早戒めだよこの映画は。

あと、深川麻衣ちゃんがめちゃくちゃに可愛くてエロい。乃木坂よりはハロプロ寄りの顔立ちな気がしてたけど、やっぱりあのタイプが個人的に好きすぎる。麻衣ちゃん以外にも全体的にキャスティングが神だった。担当の人、ありがとう。

 

平成が終わります。

生きていきましょう、令和

 

 

よるのふくらみ

 

おはようございます。

 

先週くらいに、はてなブログからもう1ヶ月ブログを書いてませんよっていうメールが来た。わかってるよ。

記事を書かなかったこのひと月は楽しいことだらけでした。楽しいことだらけで、何かについて考えたりすることがあんまりなくて、いい意味で頭を使わずに過ごした春休み前半。充実していました。

冷静に考えて、2ヶ月間学校がないってすごい。60日強を全部自分の好きなように使えるって、こんなスペシャルな期間はこの先あるんだろうか…

とはいいつつ、遊びにバイトに、言うなればたくさんの予定をただただ消化するように過ごして、気づけば3月も半ば。大学の1年目が終わろうとしています。

秋学期の成績はひどいものでした。かろうじて進級はできるらしいので、できなかった友人達を後目に颯爽と2年生になります。

 

今日はとても嬉しいことがあったので、どこかに残しておこうととても久々にはてなブログを開きました。「よるのふくらみ」です。

 

忘れもしない2月2日、二子玉川駅で友達と待ち合わせをしたときのこと。駅構内の本屋さんに立ち寄った。大体の本屋さんは文庫本が1番手前に並んでおいてあって、当然その店もそうだった。でもひとつ違ったのは、同じ本がひたすらに何十冊も並んでいたこと。

「オトナに読んで欲しい恋愛!今この小説がアツい!」みたいなことがポップアップに書いてあったと思う。

オトナ、恋愛、という響きは19の私を刺激した。方向音痴の友達が乗る電車を間違えたらしく遅れるとのことなので、少し立ち読みして待つことにした。

端的に言うと、不倫の話だった。

別に私はそういう性癖がある訳でもないけど、なんとなく表現が身近で、読みやすい本だった。

一通り登場人物たちの概要がわかるあたりまで読んだところで友達が到着し、手持ちが少なかったこともあってその時はそのまま本を棚に戻して出掛けた。

あんまり二子玉川駅がその本を全面に推してたものだから、特にタイトルを覚えたりしなくてもまたどこかの本屋で見つけられるだろうと思っていた。だからタイトルも作者も出版社も注意して見ずに店を出た。

それが間違いだった。

それからどうしても続きが読みたくて、本屋を見つける度に文庫本コーナーを漁り、あの本を探した。かすかに覚えている特徴は表紙が青っぽいことと作者が女性なこと、なんとなく気持ちの悪い響きのタイトルだったこと、そして商店街の中で不倫を起こす話であること。この手がかりだけで本屋から一冊見つけるのは、案外大変だった。

あらすじを覚えているなら、店員さんに聞けば探してくれるかもしれないと思った。でも、「同じ商店街に住む旦那の弟と不倫する本を探しています」とは言えなかった。だから、自分の目で、青い表紙を探し回るしか手がなかった。

二子玉川駅ではあんなに推されていたというのに、ほかの本屋では本当に全然見かけない。あの強烈に並んだ景色はなんだったんだ。幻か。

そんなことを思いながら2ヶ月弱が経過して、今日は池袋の無印に用があったのでルミネに行った。無印の下の階に本屋があって、例の如く手前には最近映画化した文庫本が主演のコメントと共に並んでいる。気になる本がいくつかあって、2.3冊選んで買って帰ろうと思った。でも私は、あの本を読むまでは自分は新しい本を読めなかった。誰にも止められていないけど、なんとなくアレを読むまでは違う本に手を出したくなかった。いつもしていたように必死にアレを探した。幸か不幸かその店は文庫本のコーナーがそんなに広くなかったので、置いてある全ての本を一通り見回すことが出来た。しかし、しかしアレは見つからない。ここまで見つからないと、もはや表紙が青かったという記憶も間違っているのではないかと思い始めた。それでは青だけを頼りに探しているうちは一生見つからない。

「文庫本 不倫 幼馴染」みたいな検索を何度もした。でもそんな小説多分いくらでもあるし、「不倫をしてしまいました。…」なんていう知らねえよボタンを5億回押したくなるようなYahoo知恵袋ばっかり出てきた。

決意した。「二子玉川駅に行こう」。

池袋から二子玉川は30分程度。諸事情で私は田園都市線があんまり好きではないけど、今回ばかりは仕方ない。そう思ってルミネの本屋を出ようとした途端、一案の不安が頭をよぎった。私があの本を立ち読みしたのはもう2ヶ月近く前。現場に行ったところで同じ本が同じ場所に、しかもあんなに目立つところにあるか?もし行ってみて文庫本コーナーに全く違う本達が並んでいたら、間抜けな自分と往復1時間と700円の出費に心底絶望するだろう。

そこで思いついたのが、電話だ。

電話して聞いてみよう。でも何をどう聞く?その時の私はちょっとおかしかったんだと思う。私はブックファースト二子玉川駅店に電話して、「本を探しています。2月の頭に、店頭に置いてあった、青い表紙の、作者が女性の。」そんなことを言った。

「もう少し詳細の情報はありますかね」真っ当すぎる返事が返ってきて、そりゃそうだよな、と思いながら諦めかけた。「えっと、恋愛ものだったと思います。」商店街内での不倫だって恋愛だ。

「2月の頭に置いてあったやつです。同じ本がたくさん。ポップアップとかもあって」「いやー、1ヶ月以上も前ですから、ちょっと記録が…」ここまで店員を煩わせたことは今まで無かったと思う。

さすがにこれ以上駄々をこねるのは迷惑極まりないと思い、引き下がろうとした時。

「よるのふくらみ、ですか?」

私はあの男の店員さんの声を一生忘れないと思う。よるのふくらみ。なんとも気持ち悪い響き。それだ。紛れもなくあの本のタイトルはよるのふくらみだ。それだそれだそれだ。私が2ヶ月探し続けた本のタイトル。よるのふくらみ。よるのふくらみ。

「それならまだ同じ場所に置いてありますから、お時間のある時にいらしてください」店員さんはそう言って電話を切った。

しばらくひとりで呆然とした。思い出せないというよりは最初から覚えていなかった、でも聞いた瞬間に確信が持てたタイトル。

できることならそのまま二子玉川に行って、またあの時と同じ棚からよるのふくらみを手に取って購入したかった。でも、いま自分がいるのは本屋。もしかしたらここで買えるんじゃないか。一刻も早く、この興奮が冷めないうちに、私はあの青い表紙が見たかった。

「よるのふくらみ、置いてますか」丸眼鏡のレジの店員さんは可愛かった。

「在庫確認しますね」あんなに笑った顔の可愛い書店員は初めて会った。茶髪のボブにべっ甲の丸眼鏡。度が強すぎて目が小さくなるタイプの眼鏡。天使に見えた。

彼女が裏から持ってきてくれたのは、コンクリの上を歩く女性の足の写真に青っぽいフィルターのかかった表紙の本。紛れもなく、私の記憶の奥底にあった「青っぽい表紙」だった。

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これを目にした瞬間の衝撃といったらもう。生き別れの兄弟と対面したような、子どもの頃好きだったアニメの主題歌を偶然耳にしたような、なくしたと思っていた元恋人からの手紙を見つけたときのような、そんな感動があった。ちなみに生き別れの兄弟はいない。

2ヶ月温めたものを読み進めてしまうのはなんとなく勿体ない気がして、まだ続きを読めていない。時間の流れがこの本の価値を上げに上げてしまって、実際最後まで読んでみたらたいして面白くないかもしれない。だけど、本を見つけてここまで興奮できたのは人生で初めてで、本の内容がどうであれ探し回ったこの2ヶ月はなんだか楽しかった。ありがとうよるのふくらみ。

 

明日から箱根に行きます。勇気が出たら、電車の中で読もうと思います。どうか後味の悪い、読み応えのあるお話でありますように。

 

重大発表

 

おはようございます。

昨日は私の知る限りで、東京の初雪でした。

12月の頭に、神奈川では触れた途端に消える程度の小粒の雪が降ってた日があったなあ。ちょうど今年の初雪はいつだろうねなんて言いながら大戸屋の階段を降りたら、雨よりも心地いいものがふわふわ降っててすごい、なんというか、エモかった。(語彙)

本当に昨日は寒かった。今年の冬はなんか毎日だらっと寒い感じで、私の記憶の中の死にそうになりながら必死に寒さと戦う冬は思い出補正なのかとすら思ってたけど、やっと冬の本気を感じた。いくつになっても関東の雪はちょっとわくわくしちゃうなあ。久々に感じる猛烈な空気の冷たさに人恋しくなって、大雪の日に好きな人と家の中にいたい、っていうなんの生産性もない願望が生まれた。本当になんの生産性もなさそう。

 

重大発表とは。えー、かねてよりお付き合いしていました2019年度家計簿アプリと、お別れしました。いや、気づいたらしてました。

長く続くと思ってたんだけど。1/20で記録は途絶えており、財布に残ってたレシートも一昨日全部捨てた。やっぱり無理だったなー。

20日間家計簿をつけてみて感じたことは、うん、本当に想像以上に金遣いが荒い!食費ならいくらかけてもいいと思ってるんだなこいつ、という感想。でもどうせ食べるなら美味しいもの食べたいし、おいしさと同時に誰かとの楽しい時間を買ってるわけだから、私は何より食費は贅沢に使いたいと昔から思ってる。そして多分それは両親の教育の結果。でも先月は怒涛のテスト期間6連勤をしたし、いいんですよ。

 

そう、テスト。なんやかんや乗り越えた。

昔から色んなことにおいてやばいとか死ぬとか言いながらちゃーんとキワキワの所をクリアしていく自分のことが結構好き。でも大学に入ってからに関しては、本当に周りの人達の優しさやお情けのおかげでどうにか単位を拾ってる。保護者のような友達に恵まれ(キュウソ)、感謝しかありません。いつも助けてくれてありがとう。

 

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テスト期間を過ごした喫茶店の窓。

 

課題とテストのせいもあって、1月は本当にあっという間に終わった。2月になれば楽しいことが待ってるから、と言い聞かせて楽しみにしてきた2月がついに来てしまい、初日を16時起床で迎える。なんて素敵な春休み。朝まで好きな人と話したあとの、幸せな寝坊でした。

夕方に起きると1日が終わるのが早すぎる。何も無い日に午前から活動したら映画だって見れるし本も読めるし音楽も聞けて猫とも遊べて、めちゃくちゃ有意義。なのにどうしてこんなに眠いんだ。でも仕方がないと思う、動物ってみんな冬は寝てるし。活動を強いられることがおかしいんだな。

 

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今日はちょっと嫌なことがあった。

自分で歯止めが効かなくなるほどに自分の気持ちを高ぶらせる人がいることは幸せなことなのかもしれないけど、きっとそれがこれからも自分の重荷になっていって、いつまでも綺麗なものにはなり得ないことに改めて気づくことが何より辛い。どこでどうしたらよかったのか、考えても仕方がないんだけど、私ひとりでどうにかできた結果ではないんだろうなととりあえず思う。それでもきっと私が悪いんか。

 

明日からも楽しい予定がたくさんだから、楽しいことを楽しめるようにしないと!嫌なことを引きずらない!ひたひたになることが心地いい時もあるけど、今はそうじゃない。目の前の幸せを大切に〜。

 

皆さんの休暇が豊かなものになりますように。(高校の時の古典の先生の言い回し。)

 

 

バリ大人

 

あけましておめでとうございます。

いつからか年賀状を書かなくなって、今年の干支が亥なことをつい最近知りました。

これは超どうでもいい自慢なんだけど、私おとめ座のうさぎ年で、これ以上にかわいい星座と干支の組み合わせはないと自負している。まあ同学年の9月付近生まれはみんなそうなんだけどね。

 

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今年に入って1週間弱、詳細は省くけど個人的には色々ありすぎた。2019年、スタートから非常に濃ゆい。猪突猛進という感じ。イノシシだけに!

 

今年の抱負はズバリ、しっかり生きることです!

しっかり生きるってなんだよって感じだけど、そうとしか言い様がない。たとえばしっかり朝起きて、しっかり働いて、しっかり学校行って、みたいなそんな普通のこと!

ちなみに前に誓った2019年家計簿計画はまだ続いています。

というのも、こんなに最近自分を奮い立たせることが出来ているのはやっぱり周りにいる人の影響が大きい。

留年休学が珍しくないすごく自由な大学に通ってて、みんな適当に生きてるように見えるんだけど、なんだかんだみんな自分のやりたいことにちゃんと打ち込んでてすごい。ただ適当に生きてるだけじゃない。しっかりしてる。

友達や先輩のそういう一面を見せられる度に、自分こんなとこでこんな感じでいていいのか、という気持ちになるのです……。

だからとりあえず今は、自分のことが嫌にならないような生活を心がけていくことから始めます。自分のことが嫌だと、一緒にいてくれる人にも申し訳ない!

 

本題はここから。

この前、高校時代の数学の先生と会った。友達も一緒に。特に担任や顧問だったわけではないけど、個人的にすごく好きだった先生。数学嫌いの私がなんとかセンター試験まで頑張れたのはきっと先生のおかげ。何かにつけて先生に質問しに行くために、放課後学校で勉強する時は大体数学をやってたなあ。ストーブの前で毛布被ってベクトルと戦ってた去年の今頃が懐かしい。

基本的に大人に歯向かう性格(どうしようもない)の私は今まであんまり好きな先生とかいたことがなかったけど、勉強がしんどい時期にとても支えになってもらってた。

生徒のプライベート、つまり勉強や進路とは直接関係ない部分にもどんどん突っ込んでくる先生で、それが他の頭の堅い先生たちとは違って良かった。そんな先生に、最近の私達の話を聞いてもらいたくて会ってもらった。

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行き先を決めないまましばらく車を走らせた結果、奥さんの夕飯が待ってるからあんまりお腹を膨らませられないなんて言う新婚の先生のために焼肉。焼肉屋のいい所は煙草が吸えることだなんて言いながら。結局先生ほとんど食べてなかったね、ごちそうさまでした。

私と友達、とても境遇が似てる唯一無二の友達、のまあまあ荒れた人生を割と洗いざらい喋った。こんなに人に赤裸々に話したのは初めてってくらい、喋った。まだナムルしか来てないようなタイミングから相当ぶっ込んだ話をしてたな。

先生は私達にとっては教育者で、数少ない叱ってくれる立場の大人で、今回は喝を入れられるつもりだった。前々から、私達一旦誰かに怒られなきゃダメだねなんて言ってた。だけど先生は全く怒らなくて、全部許してくれて、許すどころかそれで良いって言ってくれた。今抱えてる色んな不安も、中途半端にしてることも、疎かにしてることも、そのくらいでいいんだよって言ってくれた。

私達よりも20年近く長く生きてる人の言葉は大きかった。親に近い世代だけど、親ともしないような話をたくさんして、友達同士の相談では出ないような角度のアドバイスをもらって、すごく充実した3時間だった。

何が面白いって、先生と話してると、バチバチにドロドロな恋愛の話をしてるのに、めちゃくちゃ学校の授業を受けてる気持ちになる。それは話の展開の仕方とか諸々含めてなんだけど、プロの教師だなあと思った。その感じもなんだか懐かしくて、でも今話してることは今だから話せる話で、またもや時空の歪みのようなものを感じた、、。

 

奥さんのご飯のために早めに解散して、友達とふたりで二次会。いつもの染みったれたふたりからちょっと前向きになってたような気がしなくもない!

自分達だけではどうしようもないって思ってることを、違った立場や性別、年齢の人に相談してみることはすごく有効かもって思った。

やっぱり大人は偉大だし、自分達は幼いし、よく言えばまだまだ若い。若いということをどう捉えるかは色々だけど、やりたいことをやるのに一番障壁がない時期が今だと先生に言われた。歳をとるにつれて、自分のとりたい選択を選べなくする何かがどんどん増えていく。そんなことを言ってた。その何かは環境や人間、体力、時間、色々あると思うけど、今が人生で一番精神的に自由であることはきっと確か。もっと今を楽しまなくちゃねー。

 

大学1年冬、色々ありますが、とりあえず今すぐやるべきは溜まったレポートと迫り来るテストの勉強ですね。年末の休みが終わったかと思えば、すぐ春休みだ。

この三連休、有意義に使わなくては。

ほんとに年末

 

おはようございます。

 

ちょっと年末っていうタイトルの記事を書くには前回の日付は早すぎた。12/30、ほんとのほんとの年末です。さすがに寒いなあ。今は帰省してきて北の方にいるので、関東よりもっともっと寒い。年末はこうでなくちゃ。

クリスマスが終わって、世間は手のひら返すように年越し感を出してきた。騒がしい冬は嫌いだって前に書いたけど、無条件に誰でも馬鹿になっていいこの感じはちょっと好きかもしれない。

 

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昨日は高校の友達と忘年会をした。川越。

去年までは年末に集まることをむやみに忘年会と呼んでいたけど、今年になって、というか大学生になって、初めてちゃんと忘年会って言える会ができた気がする。はっきりと書けないけど、つまりそういうこと。

定期的に集まる8人の友達は皆バラバラの環境、それは大学に通っていたり勉強していたり、音楽していたり、それぞれの場所で頑張ってた。去年までは皆同じ温室女子校に収容されていたのに、すっかり別の場所で大人になって、でも根本的なところは変わってなくて。時折私の知らない姿の片鱗が見えることが嬉しいような、寂しいような。それは見た目も然り、話し方とか目つきとか、そういう細かいところがなんとなく皆違ってきたと思った。

それを言ったら私自身もこの半年間でかなり変わったと思う。だいぶ社交的になった。友達も増えたし、年上との接し方を覚えたし、何をとは明言できない歳であるのが悔しいけど飲み物の飲み方や吸い方、色んなことを教わった。そういうことを教えてくれる色んな人に出会った。

だからといって、去年までの交友関係が廃れることは絶対にないことを私自身よくわかってる。だから寂しくないし、変わっていく皆を応援したい。特に恋愛に関しては。

 

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昨日行った、私がめちゃくちゃ好きな個人経営の中華屋さん。油淋鶏がレベチで美味い。油淋鶏なんてどこのも大体美味しいけど、ここのはレベチで美味い。麟の油淋鶏を人類は食べるべき。回し者ではないです。

中華料理っていくつかのお皿を皆で共有して食べるのが普通だけど、それって結構私的には心を開いた相手としかできないんじゃないかと思う。なんとなく気を使っちゃう。そういうことを後から気づくくらいには何も考えずにいられる人達。好きだな〜

 

中華屋さんを出たあとは3万円をひらひらさせながら相席屋に誘ってくるおじさんの集団を軽くあしらって(そういうことに笑えるようになったことすら楽しい)、でもどこかには入らないと寒くて凍え死にそうな午後23時、その時間からラーメン屋に入る選択をできる自分たちの余裕に酔った。多分すごくくだらないし野暮なことだけど、そういうことが19の私達には楽しい。

川越にいると、気持ち的にはまだ高校生でいるような気になってしまって、現実の自分とのギャップに少し追いつけなくなる。ちょっとざわざわする。だけど大学にいる時はしっかり大学生になれているはずだから、視覚的な記憶や感覚的な思い出は大きい。

多分これから社会に出たら、湘南台が大学生の頃の自分を感じる場所になるんだと思う。そういう意味では、家から少し(かなり?)離れた今の大学を選んだことは良かったのかもしれない。まだまだ湘南台を現役で楽しみたいけどね、、

 

川越からの終電に乗ったのは記憶の中では初めてだった。23時37分、多分去年だったら十分に遅い時間だったと思うけど今では物足りなく感じた。

2018年最後の土曜日は忘年会帰りの人で溢れていた。皆大きい声でやたらと話しかけてきて、席を譲ったお礼にお菓子をくれたり集合写真のシャッターを切って死ぬほど感謝されたり、道行く人の振れ幅がめちゃくちゃに大きい。大人しい日本人が少しだけ明るく大胆になれる日だった。あの賑やかさが少し好きだった。

 

次の約束をするのを忘れちゃったのが心残りだけど、それぞれに色んなことが起きていそうなこの冬はすぐに話すことが溜まっちゃう。新年会はきっと予定が合わないけど、立春会くらいのタイミングで集まれたらいいな。

 

日付を回ってしまったからもう大晦日だ。私は最近やっと戻した生活リズムがこの冬休み再び危惧されますが、皆さん良いお年を。

年末

 

おはようございます。

 

本当にびっくりすることにもう師走も後半戦、ざっくり夏休み明けくらいから記憶がない。秋学期は早かった。

この数ヶ月一体何をしてたのか考えたけど、本当に何もしなかった数ヶ月だったように思う……

もちろん充実はしていたし、好きな人がいたこともあったし、労働もバリバリだったはずだけど、どうにも今手元に何も残ってない感じがするのは圧倒的に学業を怠りすぎてたからですかね。既に周りとの差がついてるのを毎日のいろんな場面で感じる。

こんな風に反省できているうちはまだいいのかもしれないけど、私の場合は反省したところで改善の余地が見られないので本当にそろそろ本気出して頑張らなくては。2019年は人としてちゃんとした生活をしよう。早寝早起き。皆勤。貯金。

 

貯金といえば、この前一人暮らしの友達が家計簿をかなり細かくつけている話を聞いてすごく尊敬した。

最後にお小遣い帳を買ってもらったのは小学生の時だったと思うけど、確か何冊も持ってた。1枚目の3行めくらいまでしか書いてないやつを、、

それからは自分の管理能力のなさに呆れつつも何も考えずに浪費する生活をしてる。でも、実家暮らしであれ自分でお金を稼いで遊びをやりくりするようになった今、もうちょっとお金の使い方を考えないといけないのかなと思う。ので。

2019年1月1日から家計簿つけよう計画を今立てています。覚えてますか半月後の私!

思えば手帳をしっかり使うようになったのも高校生になってからで、今ではもう手帳なしでは生きられないようになった。だからもしかしたら、家計簿もこの歳になったら使いこなせるのではないかとちょっと期待している。本当にこのままじゃダメだぞ。

20歳になる年なんだから本当にね。頑張ってね半月後からの私。

 

そうはいっても、暦の数字が変わった途端に私の人格が変わるわけもないので、年が明ける前から少しずつ来年頑張る準備をしないとな。まずは部屋を片付ける。

去年、入試が終わったら部屋を綺麗にして気持ちよく新生活を送ろうと意気込んでいたけど、いざ自由になるとそんなことせずに遊び呆けてて、結局未だにいらない教材の山が部屋にある。さすがに捨てたい。

でもきっとあと数日もすればさらに年末の生き急いだ雰囲気が出てきてバタバタするんだろうから、今のうちに、うーん早い話が今日家に帰った時から、少しずつ綺麗にしていこう。そうしよう。

 

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さて、明後日はクリスマスイブですけど、どうでしょう。

昔はクリスマスといえば家族でご飯を食べたりプレゼントをもらったりするすごく暖かい行事だったのに、この歳になってから世間の浮き足立ったこの感じに圧力を感じるようになった、、充実させなくちゃっていう焦燥感。

冬はもっと繊細でしっとりしたものだと個人的には思ってるので、明るくて騒がしいクリスマスはあんまり得意ではないなあ。もう最近は暗い曲ばっかり聴いてる。

冬の音楽やファッションはとても好きだから、なんなら一年中冬でもいいくらいなんだけどね。とりあえず気持ち的に落ち着きたい。それは私個人の問題か。

 

クリスマスにしろ年越しにしろ何かと忙しい時期ですが、残り数日の今年を無駄にしないように頑張ろう。頑張る。

年が明けたら本当にすぐに春休みになるから、それまでは勉強をしっかりしたい。そしたら楽しい予定が待ってるー!

 

今日帰ったら部屋を片付ける話は忘れてない。有言実行。気合だあ。

 

あの頃、君を追いかけた

 

おはようございます。

 

少し前にはてなブログに登録してみたものの、これといって書くようなこともなくしばらく経ってしまった。

基本的に私はSNSが好きで、自分の考えていることや意見を世に出すことに面白さを感じます 。真面目な話も、ふざけた話も含めて。

自己顕示欲の塊と言われればそれまでだけども、自分的には結構面白い人生だと思うのでいつかどこかでちゃんと形に出来たらなあという野望。言うだけなら安い、、

 

正直、毎日の出来事を報告するには140字あれば十分なのでわざわざブログを書くこともないんだけど。いいねとかフォローとかフォロワーとかそういう概念が面倒に感じてきて、誰が読んでるかもわからないブログもやってみようと思った。

特に誰かに読んでもらいたいというよりは、今思ってることとかを記録に残しておくという目的で書いていきたい…

 

それこそインスタで事足りるような生活を送ってる中どうしていきなり記事を書こうと思ったかというと、今日見た映画が良すぎて忘れないうちに感想を残しておこうと思った。

 

「あの頃、君を追いかけた」

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(友達が撮ってくれた写真…)

 

少し前の映画だけど、新宿の武蔵野館では追加上映をしていたのでまだ見れた。(つまり、見に行ってください)

この武蔵野館という映画館が、またよかった。

前からあるのは知ってたけど入ったのは今日が初めてで、新宿駅近の賑わった街並みの中にあるとは思えないくらいノスタルジーな雰囲気があった。

上映作品はどれも今先陣切って売り出してるような映画ではなくて、映画に疎い私は知ってるものがなかったけど、多分どれも厳選された作品なんだと思う。

スクリーンは、劇場みたいだった。カーテンが開くタイプのスクリーンで、狭くて、イメージはwiiどうぶつの森の街に出てくるアレ。

あの心地良い雰囲気をどう表したらいいかわからないけど、その時直感で感じたのは、あそこだけ20世紀から時間の流れが止まっているような感じだった。予告で流れる映画も、そういう時代のことを描いた作品が多かった気がした。

 

今日見た映画は元々台湾で大ヒットした映画を日本でリメイクした作品で、所々舞台が日本じゃないことを感じた。たとえば、受験シーズンなのにみんなが夏服だったり、そういう感じのこと。

なんとなく海外が舞台のものに懐かしさのようなものを感じるのをわかってくれる人はいるかなぁ それは映画に限らず自分が海外に行った時とかもそうなんだけど、ちょっと寂しい気持ちになる。そんな映画だった

私は映画やアニメは現実に近い話の方が好きで、最近ではソラニンがずっとお気に入りの映画だったけど今日のはそれを優に超えてきた。

とにかく描写がリアルで、共学高校に通ったことのない私にその楽しさや歯がゆさを感じさせてくれる映画だった。少しネタバレになるけど、「漫画のように簡単には上手くいかない現実」を本当に綺麗に表現していた。現実と書いてリアルと読む。

レビューを見ると、伏線が回収されていないとか、あのシーンはいらないとか、そういう感想も多かった。でも、リアルさを追求するのであれば、日々の出来事には意味のない場面だって多いし、特に深読みする必要のないやりとりが転がっている方が作品としての美しさは欠けるかもしれないけど私は好きだと思った。

最初から最後まで恋愛100%の内容だけど、私が普段恋愛映画に感じる嫌悪感のようなものがなくて、純粋な気持ちで見ていられた。

 

日常系の映画のいいところは、見たあとになんとなく、たとえ上手くいってなくても自分の人生にも味があるような気がしてくるところだと思う。すっかり余韻に浸りながら、昔や今の自分に重ねてあれこれ考えた。

 

実は映画を見る前に台湾版の原作を少し読んでたんだけど、どうにも台湾の人名や地名が頭に入って来なくて挫折した。でも、結末を知らないまま映画を見れて良かったとも思う。だいぶ設定が違うところもあったけど、映画の方が日本人の私たちには入ってきやすい内容なのは確か。でも、台湾版の映画も近いうちに絶対に見たい。多分、視覚情報があれば弱い頭でも何となく理解ができるはず…

 

とにかく見終わったあとはとっても満たされた気持ちになって、一緒に見に行った子に感想を言うにもうまい言葉がすぐに出てこなかった。

映画館の中に特設コーナーがあって、そこには劇中で山田裕貴くんと齋藤飛鳥ちゃんが着ていた制服や教室の机が置いてあった。

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完全に映画の中に入り切っていたので、だいぶ興奮した。このりんごやノートの文字が映画では鍵を握ってるんだけど、そういう細かい演出が本当に綺麗だったなあ〜。

 

この映画をちゃんと大きなスクリーンで見られてよかった。映画は映画館で見るものだよとこの前先輩に言われたけど、本当にその通りだと思う。

でも、この映画に関しては武蔵野館の雰囲気の中で見たことに意味があったように思う。深夜スタジオ明けの眠い日だったけど、それでも行ってよかった…

また武蔵野館に行きたい。ありがたいことに新宿へのアクセスは抜群に良いので、近いうちにひとりで何を見るかも決めずに行くのもアリだなとか思った。

 

「あの頃、君を追いかけた」、もう上映してるところは少ないけど、是非。誰かと話したい。