ほんとに年末

 

おはようございます。

 

ちょっと年末っていうタイトルの記事を書くには前回の日付は早すぎた。12/30、ほんとのほんとの年末です。さすがに寒いなあ。今は帰省してきて北の方にいるので、関東よりもっともっと寒い。年末はこうでなくちゃ。

クリスマスが終わって、世間は手のひら返すように年越し感を出してきた。騒がしい冬は嫌いだって前に書いたけど、無条件に誰でも馬鹿になっていいこの感じはちょっと好きかもしれない。

 

f:id:gree_giri:20181231002017j:image

昨日は高校の友達と忘年会をした。川越。

去年までは年末に集まることをむやみに忘年会と呼んでいたけど、今年になって、というか大学生になって、初めてちゃんと忘年会って言える会ができた気がする。はっきりと書けないけど、つまりそういうこと。

定期的に集まる8人の友達は皆バラバラの環境、それは大学に通っていたり勉強していたり、音楽していたり、それぞれの場所で頑張ってた。去年までは皆同じ温室女子校に収容されていたのに、すっかり別の場所で大人になって、でも根本的なところは変わってなくて。時折私の知らない姿の片鱗が見えることが嬉しいような、寂しいような。それは見た目も然り、話し方とか目つきとか、そういう細かいところがなんとなく皆違ってきたと思った。

それを言ったら私自身もこの半年間でかなり変わったと思う。だいぶ社交的になった。友達も増えたし、年上との接し方を覚えたし、何をとは明言できない歳であるのが悔しいけど飲み物の飲み方や吸い方、色んなことを教わった。そういうことを教えてくれる色んな人に出会った。

だからといって、去年までの交友関係が廃れることは絶対にないことを私自身よくわかってる。だから寂しくないし、変わっていく皆を応援したい。特に恋愛に関しては。

 

f:id:gree_giri:20181231000229j:image

昨日行った、私がめちゃくちゃ好きな個人経営の中華屋さん。油淋鶏がレベチで美味い。油淋鶏なんてどこのも大体美味しいけど、ここのはレベチで美味い。麟の油淋鶏を人類は食べるべき。回し者ではないです。

中華料理っていくつかのお皿を皆で共有して食べるのが普通だけど、それって結構私的には心を開いた相手としかできないんじゃないかと思う。なんとなく気を使っちゃう。そういうことを後から気づくくらいには何も考えずにいられる人達。好きだな〜

 

中華屋さんを出たあとは3万円をひらひらさせながら相席屋に誘ってくるおじさんの集団を軽くあしらって(そういうことに笑えるようになったことすら楽しい)、でもどこかには入らないと寒くて凍え死にそうな午後23時、その時間からラーメン屋に入る選択をできる自分たちの余裕に酔った。多分すごくくだらないし野暮なことだけど、そういうことが19の私達には楽しい。

川越にいると、気持ち的にはまだ高校生でいるような気になってしまって、現実の自分とのギャップに少し追いつけなくなる。ちょっとざわざわする。だけど大学にいる時はしっかり大学生になれているはずだから、視覚的な記憶や感覚的な思い出は大きい。

多分これから社会に出たら、湘南台が大学生の頃の自分を感じる場所になるんだと思う。そういう意味では、家から少し(かなり?)離れた今の大学を選んだことは良かったのかもしれない。まだまだ湘南台を現役で楽しみたいけどね、、

 

川越からの終電に乗ったのは記憶の中では初めてだった。23時37分、多分去年だったら十分に遅い時間だったと思うけど今では物足りなく感じた。

2018年最後の土曜日は忘年会帰りの人で溢れていた。皆大きい声でやたらと話しかけてきて、席を譲ったお礼にお菓子をくれたり集合写真のシャッターを切って死ぬほど感謝されたり、道行く人の振れ幅がめちゃくちゃに大きい。大人しい日本人が少しだけ明るく大胆になれる日だった。あの賑やかさが少し好きだった。

 

次の約束をするのを忘れちゃったのが心残りだけど、それぞれに色んなことが起きていそうなこの冬はすぐに話すことが溜まっちゃう。新年会はきっと予定が合わないけど、立春会くらいのタイミングで集まれたらいいな。

 

日付を回ってしまったからもう大晦日だ。私は最近やっと戻した生活リズムがこの冬休み再び危惧されますが、皆さん良いお年を。